2021年2月20日土曜日

スルースキル。

 「自分にとってプラスになる言葉にだけ耳を傾けなさい」文言は違えど、このようなニュアンスの言葉は世にあふれていますよね。スルースキル、大事。これは間違いない。ただ、この言葉自体を都合よく解釈しちゃってないか、というお話。

そもそもなんでこんなことを思ったかというと、昨日Twitterを見ていて久しぶりにこの人のtweetが流れてきて、それに対するリプライを辿っていたから。


ゆきぽよこと木村有希さん。

少し前に知人男性をめぐる騒動がありましたが、そちらはここで深掘りしていく話ではないので知りたい人は各自で検索を。

で。騒動もあってゆきぽよさんはSNSでの発言もしばらく控えていましたが、昨日約1か月ぶりにTwitterへの投稿がありました。こういう時のリプライ欄って、励ましの声やなおも批判する声などが入り混じってカオスになりがちですが、今回の場合はどうだろうと思い覗いてみると一つ気になったリプライがありました。

「みんながみんな好意的ではないのが世の中。好意的な人の言葉だけを聞きましょう」

心を健康に保つうえで、悪意を持って言葉を投げかけてくる人の言うことをスルーしていくのは大事です。一般の人でもそうですが、著名人で人の前に立つ人ならなおさら。僕も普段から心がけています。

ここで気になったのが拡大解釈です。悪意ある人が悪意ある言葉を投げてくるのは当然。これはスルーしましょう。ですが、自分に好意的に接してくれる人の言葉が批判的だったら?すべて受け入れますか?

これは難しいなぁと感じる部分で、好意的に接してくれる人の言葉でも何も考えずにすべて受け入れるのは違うし、かといってそんな人の言葉さえ届かなくなったらもし道を誤っていたとしても気づけないし。だから取捨選択をしなければいけないと思うんですね。良かれと思って言ってくれていることでも、お節介なこともあれば金言であることもある。

拡大解釈して「自分の意に反することを言われても全部スルーすれば良いんだ!」となったら、それはそれでいかがなもんかな、というところに思い至った、というお話でした。

(あと、ゆきぽよさんは彼女なりに大切に思ってくれている人たちの言葉に耳を傾けていることと信じます)

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