2021年4月13日火曜日

価値あると予想されるものを買う。

先日、ソフトテニスの勉強の為に1冊の本を買いました。


発行が2012年の本で、あまり在庫がありませんでした。僕が購入したのもAmazonで中古で見つけたものです。

2,200円の価値があるか

今、上に貼ってあるリンクには値段がいくらで表示されているでしょうか。この本の定価は2,100円です。本の後ろにそう印刷されています。これに対し、僕がAmazonで購入した時の価格は中古で2,200円でした。約10年前の本が定価より高く取引されています、しかも中古で。ちなみに楽天で探した時は4,000円超のものも出てきました…。

希少価値がついて中古のものが高い値段で取引されるのはままあることだと思います。なのでそれについては特に問題ないとして、大切なのは僕にとってこの本が2,200円を出す価値があったかどうか、です。

ギャンブルである

世の中にはソフトテニス、テニスの技術本は山ほどあります。あれもこれも読みたいといって手を出していたらお金がかかって仕方ありません。ですので、買うときはある程度狙いを絞っていく必要もあるでしょう。その中で、僕がなぜこの本を選んだのか。中身、読んだことないんですよ?

僕がこの本を読んで2,200円分の価値を見出せるかどうかは読んでみないとわかりません。これには2つの視点があって、1つはこの本自体が2,200円の価値を持っているかどうかということと、もう1つはこの本の中から2,200円分の価値を抽出できるかどうかということです。

まずは後者について考えると、厳密にいえばこれはこの本から何%の価値を引き出す力が僕にあるかどうかという話になります。僕に読解力や応用力がなければどれだけ価値の高い本を読んでも引き出せるものは少なくなります。逆も然り。なので前者も併せて考えたとき、この本の持っている価値が例えば10,000円分ぐらいあるとして、僕がその価値を100%引き出す能力があったとしたら、最高ですよね。

ここでギャンブル要素が出てくるわけですが、そもそも本そのものの内容がふたを開けてみたら「2,200円分もないじゃないか…」とうことはあり得ます。あまり大きな声では言えませんが、今まで買ってみた技術書の中にはそういう本もなかったわけではありません…。書店で本を買う場合は多少中身を閲覧してから買うことができますが、今回はネットショッピング、中身をうかがい知ることはできません。しかし、僕は今回の買い物をある程度「勝てるギャンブル」と認識して即決することができました。ではその勝ち要素は何か?

それは見て強くなる!ソフトテニス塾の東塾長が参考にし、紹介しているということです。

僕は東塾長のオンライン塾にも参加しているぐらい、色々と自分のトレーニングや子どもたちへの指導の助けになっているので塾長に信頼感を持っています。なので、その相手が参考にしている本だから買う価値は十分にあるだろう、という判断です。

商売は人と価値

サービスや商品の価値がどれだけ高くても、それが売れるとは限らないですよね。まぁ塾長はこの本を売っているわけではないですが、たぶん勧めている人が他の人だったら「へぇー。」でスルーしていたと思います。「誰が」売っているか、勧めているかというのはときに間違いを犯すこともありますが、往々にして人の判断の大きな材料になるものです。人の魅力と、モノ・サービスの価値、これらがうまくかけ合わさったときに、ビジネスは上手く回りだすのかなと改めて感じました。

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