2021年4月14日水曜日

記憶に残ったか、どうか。

今回は短いです。

ずばり、芸人さんのネタとPRの融合について、です。

先日ネットニュースで、M-1グランプリ2020チャンピオンのマヂカルラブリーさんが、脱毛サロン「キレイモ」の入社式に登場し、キレイモのブランド名を織り交ぜた漫才を披露されました。以前からあったネタのオチにキレイモを入れ込んだ形の漫才になっていたのですが、思えばこういったPR融合型の漫才っていつからあったんだろうと考えてみました。

結果、いつからあったかは答えが出なかったのですが、明らかにこういったものが流行りだしたのは2020年からだと思います。少なくとも、一般人目線で肌で感じるのは去年からです。理由はシンプル、M-1グランプリ2019のチャンピオンがミルクボーイのお二人だからです。

皆さんご存知の通り、ミルクボーイさんがM-1で披露した「コーンフレーク」「もなか」などのネタは、中核となるワードを変えることで様々な応用が利きます。2020年の1年間でミルクボーイのお二人がワードを指定されて作った漫才はかなりの数になっているのではないかなと思います。

ミルクボーイさんのネタ構成は素晴らしい発明だと思います。なので、ミルクボーイさんのネタだからこそ対応しやすいことを「じゃあマヂカルラブリーさんも…」となったらあまりに安直すぎない?と思ってしまいます。

最近YouTubeを見ていると、ミルクボーイのお二人が関西ペイント社の「接触感染対策テープ」のPRとして披露している漫才が良く流れてきます。このネタの中では同商品の名前が連呼されるので、ぼんやり見ていても商品名はある程度記憶に残りました。PR動画の冒頭で内海さんが「ほな関西ペイントやないか!」と言っていたので、社名まで覚えてしまったぐらいです。

対してキレイモの方は、まぁ入社式用なのでPR重視ではなかったと思いますが、ブランド名は記憶に残っていませんでした。この投稿を作成するにあたり、Yahoo!ニュースを遡って調べたぐらいです。

断っておきますが、僕はマヂカルラブリーさんのネタ大好きです。マヂカルラブリーさん自体好きになって、オールナイトニッポン0の放送が始まってからは毎週聞いています。めっちゃ面白いです。リスナーもなかなかの狂った人ぞろいで、投稿メールまで面白いこと…。だからこそ、今後マヂカルラブリーさんのお仕事が増えていく中で「無理のあるPR」が増えなきゃいいな、とは思ってます。マヂカルラブリーさんのネタはやっぱり世界観ありきだと思うので。

吉本興業さん、仕事はちゃんと選んであげてくださいね。余計なお世話でしょうけど。

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