2021年4月2日金曜日

白子初上陸記。

千葉県長生郡白子町で毎年開催されている全国小学生ソフトテニス大会を、初めて見に行ってきました。今回はその記録です。

ソフトテニスの聖地 白子



昨年は残念ながら中止となってしまった同大会。例年は4年生以下の部と5年生以下の部にわかれて開催されていますが、今回は学年制限なしの各県から男女4ペアずつ。エントリーの枠数がそもそも少ないことと、参加を見合わせている県もあったりして、例年と比べればやはり小規模な大会となったようです。しかし、それでも白子は白子。ソフトテニスをがんばる小学生にとっては憧れの舞台です。形は変われどこのように大会を開催していただけたことには感謝しかありません。

ある程度の前情報として、白子の町中にはたくさんのテニスコートがあり、近隣の旅館やホテルの持ち物であったりというのは聞いていたのですが、公営のコートじゃないからナビで検索してもイマイチ場所がわかりません。結局、テニスコートが集まっているエリアの周囲をぐるっと一周してしまいました。

販売ブースへ

こういう全国大会には各メーカーが販売ブースを設置しますが、僕はテニっ子のブースへ直行。お世話になっている間庭さんに「スラックレール体験していって~」と言われていたので、さっそく体験しに行きました。さらにその場で、Twitterやオンラインサロンでお世話になっているもちおさん(@softenisuke)とも合流。2人してスラックレールを体験。



これがどのようにソフトテニスに絡んでくるのか。これはそもそもスラックラインという綱渡り競技のトレーニング用に作られたものとのことですが、この上に立ち不安定な状態を作ることで自然と身体のバランスを取ろうとする作用が活性化され、姿勢が良くなるのです。嘘みたいな本当の話。エイプリルフールはもう終わりました。実際に体験してみて、その効果に驚き、手持ちが少なかったのでネット通販のURLを教えてもらい、その場でネット注文。昨日、自宅にも届きました。これはまず僕の個人練習会で試してみて、ゆくゆくは少しずつ買い足していくつもりなのでジュニアチームでも活用できそう。

製品の紹介ウェブサイトはこちら。



一応、こちらからも買えます。

楽天



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道中


さて、そもそも遠く離れた千葉県白子町までどのようにして行ったかというと、車で行きました。軽自動車です。片道約550km。やればなんとかなるもんです。

白子大会は3月29~31日という日程でしたが、29日(月)は夜に守山ジュニアの練習があったので、それが終わってから出発しました。とりあえず夜中行けるところまで走り、3時を少し回ったあたりで静岡市のSAに到着したのでそこで仮眠。起きたら7時だったので、そこから再出発したのですが、どうもナビの様子がおかしい。

これは、首都高に誘導されているのでは…?

予感は的中で、気づいたときには東京料金所前の朝の渋滞に巻き込まれる始末。このまま首都高を走っていては到着がとんでもなく遅くなると思いなんとかう回路を探し、地下のトンネルを経由して東京湾アクアラインへ抜ける道を見つけ、そちらへ進路変更。そこからはスムーズに進むことができました。トラブルと言えば、東京料金所で左端のETCレーンを抜けようとしたら鳩がレーンの中央に居て、なかなかどいてくれずやむを得ず一瞬停車したぐらいですね。

ご存知の方も多いと思いますが、東名高速を走っていくとなんせ静岡県が長いんですね。いつまで続くねん、てなります。先日石川県に行った時も「石川、縦に長すぎィ!」となりましたが、良い勝負です。

唯一不安だったのが、ガソリンが片道もつかどうかということ。僕の車のディスプレイには、ガソリンを満タンに入れるとだいたい航続可能距離400km程度と出るのですが、今回のは片道550km。足りんやん。と思っておりましたが、そこはやはり高速道路、停車と発進をそれほど行わないのでかなり燃費よく走れたようで、白子町に着くまで十分ガソリンは足りました。

30日のスケジュール


昼頃に到着したのですが、大会としては予選リーグを行う一日でした。ですが、先に述べたように参加者数が少なかったこともあり、15時ごろにはその日に予定されていた試合がほぼ終わりました。思ったより早く終わったので、早めに現地を出発してどこかで美味しいものでも…と思っていた矢先、滋賀県代表チームの皆さんと鉢合わせ。「これから○○コートで練習するよーモリオカコーチも来るでしょ?」とのこと。

喜んで参加させていただきました!

身体が万全ではないので子どもとの乱打勝負にも負ける始末でしたが、とりあえず元気よくやってきました!2年前に代表Bチームの監督をさせてもらってた時も、こんな感じで子どもに負けずに声を出すおじさんをやってたなぁ。またやりたい、というか、どうやらまたやらせてもらえそうです。ありがたい。

そんな感じで17時まで代表チームの練習に参加し、改めてそこから出発。関東に来たからには日高屋に行っておきたいなぁと思い、40km離れた千葉市内にある日高屋まで行ってチゲ味噌ラーメンを食べて、20時ごろに帰途につきました。2時ごろには自宅まで帰ってくることができました。

戦利品紹介


全てを写真に撮っていませんが、一部。


道中の海ほたるで「それっぽいもの」を探した結果たどり着いたおせんべい。これは現地で出会えた滋賀チームの皆さんに配りました。


その海ほたるのファミマで買ったイチゴミルク。関西では買えないやつ。美味しかった…。


上述した日高屋のチゲ味噌ラーメン、餃子セット。東京近郊としてはリーズナブルだし美味しい。そして、関西では食べられない!間庭さんには「ここまで来て日高屋?」と不思議がられましたが、地元で食べられないから良いのですよ。


その間庭さんからいただいた「TENIKKO」ロゴ入りマスク。非売品。滋賀で持ってるのは僕だけかも!?知らんけど…笑


テニっ子ブースで購入した「パパテニ」Tシャツ。僕も一応父親なんで、着る資格ありです。

でも何よりの戦利品は現地に行くからこそ会える人に会えたこと。そして、白子大会というものをこの目で見れたことです。例年とは違うところがあったとはいえ、一つの目標とする場所をこの目で見てイメージを持てたことは大きいと思っています。未知の目標はイメージしにくくても、既知の目標はイメージしやすい。子どもたちにイメージを伝えるためには、僕がまずイメージを持つことだとも思っています。

後日談


地元に帰ってきてから翌日の夜、大会結果の嬉しいお話を聞きました。滋賀県代表で出場していた野洲ジュニアの野間・越野ペアが女子の部で優勝したとのこと。

本当におめでとうございます!

全国大会での優勝、つまりは日本一を勝ち取ったわけです。滋賀県代表の選手が。その試合をこの目で見ることができなかったのは少し悔やまれますが、大きな刺激を受けました。滋賀県でトップになる選手は全国でもこれだけの結果を出している。つまり、我々は全国トップレベルと予選から競い合うことになる。それはとてもワクワクすることだと思います。

野間・越野ペアと言えば、4年生の時に出場した白子大会でベスト4入りをしたことも衝撃的でした。その1年後、今度こそはの想いをもって臨むはずだった白子大会がコロナウイルスの影響で中止になり、2年越しの想いを果たしたことになります。ドラマチックだなぁ。

最後に。
次は、守山ジュニアの選手と共に、白子へ行きます。それだけが全てではないけど。きっと、あの子たちと一緒なら行ける。

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