東日本大震災から10年です。改めて、お亡くなりになられた方に哀悼の意を表すとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。REC.でも今日という日についてお話しましたので、よかったら聞いてください。
REC.では僕にとってのあの日を振り返りましたが、文章であるブログではまた今について考えたいと思います。
まず、今この時も被災地支援に尽力されている皆様に、心から敬意を表します。本当に素晴らしいことです。僕はそもそも東北に行ったことがありません。今まで行ったことがある場所の最北は埼玉か群馬で、東北には足を踏み入れたことはありません。いずれ訪れる日は来ると思いますが、それがいつになるかはわかりません。最速だと、来年のソフトテニス小学生全国選手権大会が秋田で行われるので、その時に行くかもしれませんね。
東北から遠く離れた滋賀に住む僕が今できることって何だろうと考えてみました。震災からの数年こそ、各所で募金活動など活発だったように思いますが、これまでの10年にも熊本での震災や九州での豪雨災害など、日本は様々な自然災害の猛威を経験しており、支援を必要とする人は多数に上っていると思います。ただ、今日は東日本大震災の当日。なので、この震災に関してできることをしたいと思いました。
あっという間に実践できたこととして、Yahoo!が行っている「3.11検索による10円寄付」です。Yahoo!の検索エンジンで「3.11」と検索すると復興支援の為に10円が寄付されるという、非常に手軽で元手の要らない支援です。今、日本の15歳以上人口は1億1千万人程度だとされています(総務省統計局ウェブサイトより)。この人たちが仮に10円ずつ寄付すると、11億円になります。十分すごい額ですよね。これは別にYahoo!で行わなくても、あなたの手元にある10円玉の行先を少し変えるだけで助かる人たちがいる、かもしれない。これはすごいことだと思います。
では自分自身に立ち返って、同じような震災が身近で起こったら、対策は十分にできているのかと言うと、決してそうだとは思いません。そもそも、どれだけ対策をしていても十分ということはないのでしょう。自然災害の猛威は人の力ですべてを防ぎきることができるものではありません。しかし、その時に備えておくことは決して無駄ではないはずです。避難所生活を余儀なくされるかもしれない、収入減を絶たれるかもしれない、けがを負うかもしれない…。東日本大震災で失われた命やものは、どうしたって元には戻りません。ならば、せめて今こうして生きることができている我々は、そこから学ばせていただくことが必要なはずです。
最後に、東北の復興に先陣を切って尽力されてきたお二人、サンドウィッチマンさんの言葉を。
サンドウィッチマンさんに
— 米田裕一 (@yonedahirohito) March 8, 2021
震災から10年という節目なので
宮城と中継しますとお伝えしたら
「ほんとは
節目なんてないんですけどね
ただ10年たっただけ
また明日が来るだけ」
と言われた。
本当にそうだ。
区切りなんてない。
これまでも、これからも続く。
節目とは身勝手な表現だった。
本当に、勝手に節目とか言って、区切りをつけるものではないのかなと思います。現地では、未来に向けての一日一日を積み上げていっておられる方がたくさんいるのだから。
今日は全国的に良いお天気なようですね。晴れやかな空に、祈りをささげたいと思います。
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